NRCレポート

金融商品についての調査

(2013年7月調査結果)
家計・金融

公表日 2013年10月10日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。

当社では、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。

このたび「金融商品」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●現在保有している金融商品は
  • ●貯蓄・投資は
  • ●生命保険・共済は
  • ●損害保険は
  • ●貯蓄・投資や生命保険に関心があるか
  • ●貯蓄・投資や生命保険に人より詳しいか
  • ●参考にする情報源は

調査結果の要約

  • 1. 現在保有している金融商品は
  •  ●「貯蓄・投資」では、「普通預金/通常貯金」が9割超に対し、「定期預金」は5割強。「医療保険」と
  •   「死亡保険」が約6割と多い。また「損害保険」では、「自動車保険」が5割強に対し、「火災保険」が
  •   4割強。
  •  ●「定期預金/定額貯金」「株式」は、年代が上がるほど保有率が高くなり、60代が一番高い。
  •  ●「死亡保険」「医療保険」「がん保険」はいずれも30代から50代で加入率が高く、その中でも50代が一番
  •   高い。
  •  ●「火災保険」「地震保険」は、年代が上がると高くなり70代が一番高いが、「自動車保険」は、50代が
  •   ピークで一番高い。
  • 2. 貯蓄・投資や生命保険についての意識は
  •  ●貯蓄・投資や生命保険に「関心がある」は39%で、「関心がない」60%の方が多い。また年代別でみると、
  •  「関心がある」は30代で一番多く、「関心がない」とほぼ同じになる。
  •  ●貯蓄・投資や生命保険について「詳しい方だ」は13%で、「詳しくない」85%の方が圧倒的に多い。
  • 3.貯蓄・投資や生命保険についての情報源は
  •  ●「ふだんの情報源」では、「テレビCM」が50%で一番多いが、「検討時の情報源」では、「家族や知人」
  •   が36%で一番多くなる。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2013/7/3~2013/7/15

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
金融商品についての調査(2013年7月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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