社員コラム

マーケティングにおける海外調査の落とし穴【5】

執筆者:日本リサーチセンター  朴 銀花

海外での定性調査における大事なポイントとは?

 定性調査(質的な分析調査)というと、グループインタビュー、デプスインタビューなどが挙げられますが、定量調査(量的に分析するため、数多くの人にインタビューする調査)では見えにくい具体的な消費行動の裏付けとなる部分、即ち消費行動の深層部分を深掘ることで、課題解決のヒントや、新たなニーズへの仮説構築が可能となります。

 海外における定性調査と言っても、調査課題に沿った企画設計、調査フレーム確定、質問紙/インタビューフロー作成、実査管理、報告という流れは日本と同じなのですが、本篇では海外で定性調査を成功させるためには何が特に大事なのか、経験を基にご紹介していきます。

調査目的に合った対象者条件になっている?

定性調査で最も大事なことは、調査課題に合った適切な対象者をリクルートすることです。定量調査においてリクルートが大事であることはすでに前回述べた通りですが、定性調査の場合は対象者の発言内容が調査の質そのものに直結するため、さらに重要な要素となります。どんなに優秀な企画内容であっても、対象者条件の設計を誤ると、調査目的を達成することができません。

 また、国によって、調査会社によって対象者のリクルート方法は異なります。オンラインパネルで募集するのか、機縁法(人からの紹介)で集めるのか、自社でリクルートするのか、外注するのか、対象者条件との合致の確認はどのように行っているのかなどは事前によく把握しておいたほうが良いでしょう。

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