NRCレポート

観光地国内需要調査 (2022年8月調査)

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公表日 2023年05月22日

【安定的な観光需要のために】
新型コロナ感染症の流行が収まりつつあり、外国人観光客の需要の復活がみられる状況であるが、さらなる新型コロナウィルスの登場や戦争・地域紛争など、観光インバウンド需要は不透明な要因が多い。このような不透明な状況の中で、国内需要の復活やさらなる掘り起しは安定的な需要確保のために必要不可欠です。

日本リサーチセンターが提供する「観光地国内需要調査」では、国内観光地5ヵ所の需要を測定した上で、需要を拡大するためのターゲットと訴求すべき観光資源をフレームワークで調査結果を整理します。

2022年8月に実施した国内主要観光地5ヵ所(日光・草津・箱根・有馬・別府)の調査レポートを公開いたします。ぜひ一読いただければと思います。

<レポート詳細>
2022年8月観光地国内需要調査(レポート).pdf

<パンフレット>
2023年7月13日(木)申込締め切りで、国内観光地需要調査の期間限定割引サービスを実施しております。ぜひご参加をお待ちしております。
NOSを利用した国内観光地需要調査(パンフレット).pdf

<主な調査項目>
本レポートでは国内主要観光地5ヵ所(日光・草津・箱根・有馬・別府)を題材に、
1)国内主要温泉地の旅行経験
2)国内主要温泉地の旅行意向
3)国内主要温泉地の魅力
を聴取しています。

【調査結果の要約】
1.各観光地の需要を以下の基準で算出します。
①旅行経験(これまでに旅行に行ったことがある)
②リピート経験(これまでに複数回行ったことがある)
③顕在需要(1年以内に行きたい)
④潜在需要(1年以内には行きたいと思わないが機会があれば行きたい)
⑤リピート顕在需要(旅行経験があり、1年以内に行きたい)
⑥リピート潜在需要(旅行経験があり、機会があれば行きたい)
⑦新規顕在需要(これまで旅行に行ったことはないが、1年以内に行きたい)
⑧新規潜在需要(これまで旅行に行ったことはないが、機会があれば行きたい)
①宿泊旅行の観光需要.png

2.エリア別にみた各観光地の需要を把握します。

②エリア別にみた宿泊旅行の観光需要.png

3.各観光地の魅力を把握します。
③各観光地の魅力点.png

4.フレームワークで旅行需要拡大のアイデアを考えます。

④フレームワーク.png

【調査概要】
・調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)※
 調査員による個別訪問留置調査
・調査対象
 全国の15~79歳の男女個人 1,200人
 エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付を行った
・抽出方法
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し個人を割当て
・調査期間
 2022年8月調査(2022年7月29日~8月12日)

※NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは
調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、50年以上にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。

※ご依頼・ご相談は、ホームページの「お問い合わせ」よりご連絡ください。


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担当:マーケティング事業開発部 廣澤

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