NRCレポート

埼玉県内の公営競技場の利用状況・利用意向

(2023年4月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2023年05月23日

新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要等の追い風もあり、好調に推移してきた公営競技市場。2023年5月8日に「5類感染症」に移行したことで、グルメに出かけたり旅行に行ったり写真を撮りに行ったり、人々の移動が活発になり、今後はインターネット投票だけでなく、いかに競技場に誘導し、競技の魅力をPRできるかが、この好調を維持できるかがカギになるかと思われます。

そこで、公営競技場がそろっている埼玉県で、川口オートレース場(オートレース)・ボートレース戸田(ボートレース(競艇))・浦和競馬場(地方競馬)・大宮競輪場・西武園競輪場(競輪)に加えて、東京(府中)競馬場(中央競馬(JRA))の埼玉県内における利用状況、利用意向等を調査しましたので、結果を掲載します。


★主な調査内容★

      • ・利用状況
      • ・利用意向
      • ・イメージ
      • ・非利用理由
      • ・利用したいと思う施策
      • ・入場料無料になった場合の来場頻度の変化
      • ・BACHプラザの視聴状況
      • ・BACHプラザの視聴理由
      • ・訪問に際し影響を受けたもの



★調査結果★



利用状況・利用意向

  • 「利用経験率」「認知率」「利用意向率」いずれも『東京(府中)競馬場』が最も高い。
  • 『浦和競馬場』は「利用経験率」「利用意向率」は、『東京(府中)競馬場』に次いで2番目に高いが、「認知率」は『川口オートレース場』『ボートレース戸田 』のほうが高い。
  • 『西武園競輪場』は、「利用経験率」「認知率」が最も低いが、「利用意向率」は『東京(府中)競馬場』『浦和競馬場』に次いで3番手。

  • 利用.png

    イメージ

  • 「施設がきれい」「友人・家族などと楽しめる」といったポジティブなイメージは、『東京(府中)競馬場』が高い傾向。
  • コレスポンデンス分析でみると、『西武園競輪場』は「交通の便が悪い」、『大宮競輪場』は「怖い」のイメージ、『東京(府中)競馬場』は「施設がきれい」のイメージが比較的近い。

  • イメージ.png



    その他の結果はこちらのレポートをご参照ください。

    【埼玉県内公営競技】競合調査レポート.pdf





    その他の公営競技・ギャンブルに関する調査結果はこちら


    【公営競技・ギャンブル市場全体】
    【地方競馬】
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    【オートレース】
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    【パチンコ・スロット】




    調査概要


    【調査方法】モニターに対するWEB調査
    【調査対象】埼玉県全域 20~69歳男女
    【調査期間】2023年4月20日~2023年4月25日



    日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:杉原 領治)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。当社では、【公営競技の利用者実態調査】【公営競技やレジャー施設の来場者調査】など、公営競技に関する調査の実績が数多くございます。また、本調査を簡易に実施できるパックもございますので、実施・検討される方は、ご相談いただければ幸いです。



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