研修制度

当社では、新卒内定者研修を皮切りに研修体制が整っています。また、リサーチの全行程を経験する実践的なプログラムもあります。その後、職能等級に準じて義務付けた必修研修と選択して受講できるトピックス研修をリサーチスキルの向上とマーケティング知識の習得に大別して実施しています。
当社は、リサーチャーとして「プロフェッショナル」を養成するための充実した研修制度を構築しています。加えて、外部研修セミナーも自ら申請し承認をうければ、業務時間中の受講も可能です。この他に、調査の品質マニュアルや品質管理「QMS(Quality Management System)研修」、個人情報保護に関する「PMS(Personal information protection Management Systems)研修」、情報セキュリティの研修も適宜行い、社員の継続的な成長を後押ししています。

新卒研修

当社では入社後まず外部研修機関にてビジネスマナー、社内慣習などの基本講習も含めた社会人の基礎トレーニングを行います。続けて、リサーチの全行程を経験する実践的なプログラムを行います。企画→調査票設計→実査管理→集計→分析→報告書作成という一連の流れを実習形式で学習します。自分の力でゼロから調査を設計し、最後に先輩社員の前で発表し鋭い指摘を受けることで学生意識の払拭を行い、社会人としての自覚を植え付けます。当社が築いてきた長年の経験と実績は、このような形で先輩社員から後輩社員へコーチングしています。

必修・基礎研修-1

職務経験の浅い人を対象(当社職能規定:A・B)とした研修で、業務に直結する「調査票づくり」「オンライン実査・オフライン実査」「集計」「分析・報告書」などのプログラム、「統計理論」「データ解析の基礎」「マーケティング概論」などの知識を構成されます。
研修講師は先輩社員が行います。大学の講義のような単なる知識の習得ではなく、リサーチャーとして日常業務に直結する実践に役立つ工夫が施されています。

必修・基礎研修ー2

中堅社員を対象(当社職能規定:C)とした研修です。プログラムは「データ解析(事例紹介、演習など)」「マーケティング研修」などを行います。また、他チームのプロジェクト展開事例を学び担当業務以外のプロジェクト内容を共有し、自チームで取り込めるように吸収してもらうことも大きな目的です。キャリアとして管理職を目指した全社的な発想に立てるように、視野が広がるようなテーマを設定します。

社外セミナー、社内勉強会

当社が加盟している日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)や日本マーケティング協会(JMA)が主催する多くのセミナーは、誰でも申請し承認されれば受講することができます。有料セミナーでも必要と認められれば、基本的に費用は全額助成されます。当社は、ビジネススキルや社会人として知っておきたい知識のアップなど、会社への貢献を目的とした社員のスキルアップを全面的にサポートしています。
また、各チームが主催する勉強会、新しい技術や知識について自主的に開かれる勉強会もあり、ビジネスパーソンとしての成長を促進する環境があります。

sample

大切なのは「自ら考えること」、そして、プロとして「自らの価値を自ら高めていく」姿勢です。研修やセミナーで何を得て、何を活かせるようになるかは、そのまま自身の力、価値となります。学習すること、そして学習したことを実際の行動に移す必要があります。研修やセミナーに参加した次の日からプロになれるのではありません。学んだことを実務に活かしながら、日々の業務の中で自分で考えながら仕事を進めて経験とスキルを身に付けてください。