定性調査

長い調査経験の蓄積が多彩な定性調査のラインナップにつながっています。

対象者から発せられる生の言葉や行動、あるいは観察者が見たままの状態や印象など、ことばや文章あるいは写真といった数値化できないデータの収集を目的とした調査で、比較的少ないサンプルで実施されます。 当社では以下のラインナップをご用意し、定性調査の様々なリクエストにお応えします。

定性調査ラインナップ

  • 1 フォーカスグループインタビュー(FGI)/デプスインタビュー(IDI)

    フォーカスグループインタビューは複数の対象者に座談会形式で、デプスインタビューは1対1で行うインタビューです。
    経験豊富な専門のスタッフが司会者となり、フォーカスグループインタビューでは対象者相互の影響なども含めた幅広い情報を得ることができます。また、デプスインタビューでは、個人に焦点を絞り、内容を掘り下げたり、人前では話しにくい内容なども含めて、より深い情報や本音を引き出すことができます。
    このように数量や割合では表現できない対象者の発言や行動などから、リサーチャーが“インサイト”を解釈し、マーケティング課題のヒントを導きます。

    POINT インタビューを実施、現地および遠隔地から視聴できるインフラを完備しています。

    グループインタビューに適した施設を有します。
    グループインタビューの様子をミラー越しに、最大15名の方にご覧頂く事が可能です。
    グローバル化に対応して、同時通訳の機械も有しております。なお、ライブ中継を希望される場合は別途ご相談ください。

    POINT 多様なリソースを活かして対象者を召集しています。

    定性調査では、見つかりづらい条件の対象者を集めるご依頼を頂く事が多くあります。
    当社では、ネットパネルのみではなく、当社契約のリクルーターネットワークや各分野に強いパートナー企業からの紹介など、多様なリソースを活用することで、お客様のニーズにお応えできるよう努めています。
    また、必ず対象者への事前の確認などを実施しており、このことがより確実な対象者の召集につながっています。

  • 2 日記、フォトダイアリー、およびMROC

    対象者の日常の生活風景を細かく記録していただくことでその生活の様子を捉えたり、様々なテーマについてオンライン上で一定期間やりとりすることで対象者の行動や考え等を捉えたりすることができます。
    スマートフォンが急速に普及し、日常的に気軽に記録や写真撮影ができるようになって、対象者に大きな負担をかけることなく、日常の生活風景を確認することが可能になりました。MROC (Market Research Online Community)と呼ばれる、調査のためのオンラインコミュニティでの対話を促す形式での調査も可能です。

  • 3 ヒアリング

    企業やある特定の業界の関係者、ある分野に精通した人などに、専門的な意見や見解をインタビューします。
    対象者個人としての意見だけではなく、対象者の豊富な知識を背景に、該当する分野の実態の把握や、今後の動向についての予測をたてるために有効な情報を得ることができます。

  • 4 観察調査、エスノグラフィ

    観察調査では、対象者を直接現場で観察して事実データを収集したり、エスノグラフィでは、対象者のありのままの行動を、日常生活に入りこんで理解することで、商品・サービスのベネフィットや、対象者の価値観などの深い洞察を得たりすることができます。

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