NR | YouGovインフォメーション

　日本リサーチセンター（本社：東京都、代表取締役社長：鈴木稲博）は、英国YouGov社と提携し、新型コロナウイルス（COVID-19）に関するグローバル自主調査を日本で2020年3月より実施しています。新型コロナウイルス自主調査は、一般生活者の意識や行動がどう変化するかを把握することを目的に、26か国で4月末まで毎週実施し、結果も毎週公開する予定です。

　第3回目の自主調査結果から、新型コロナウイルスに対する予防策として、「通勤通学を避ける（在宅勤務、オンライン講義を受講など）」行動が各国でどれくらい実施されているかをご紹介いたします。

　　　　　　　　　新型コロナウイルス対策として「通勤通学を避ける」実施率（26か国）

　日本で「通勤通学を避ける」と回答した人は、第1回調査（3月13日～17日実施）では10％、第2回（3月19日～24日実施）では8%、1日の感染者数が90人を超えはじめた3月25日以降の第3回（3月26日～30日実施）でも9%にとどまり、26か国の中で最も低い実施率でした。
　「通勤通学を避ける」実施率が最も高いのは3月25日から全土封鎖が行われているインドであり、3月20日まで3割未満だった実施率が4月3日には68%まで上昇しました。中国では、調査が開始された2月下旬の67%から3月中旬に一度5割台に低下したものの、3月下旬も6割強の実施率が維持されています。マレーシア、フィリピン、インドネシアでは、2月下旬には実施率が1割未満でしたが、3月中旬から実施する人が急激に増え、3月末には6割を超えました。
　感染者数と死亡者数が急増しているアメリカでは、3月23日まで実施率が2割未満で比較的低かったものの、上昇が続き、3月30日には29%まで上がりました。

　各国の新型コロナウイルス自主調査の詳細については、下記のYouGovの英語ウェブサイトでも、インタラクティブなグラフでご覧いただけます。確認したい地域や国を凡例で選択すると、その地域・国のデータのみグラフ上に表示できます。

　この自主調査データの購入のご希望や質問追加のご要望については、下記までお問合せください。