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新型コロナウイルス自主調査 第4回調査結果
~世界26か国別・感染予防行動の実施状況~

公表日 2020年04月10日

  •  日本リサーチセンター(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木稲博)は、英国YouGov社と提携し、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するグローバル自主調査を日本で2020年3月より実施しています。新型コロナウイルス自主調査は、一般生活者の意識や行動がどう変化するかを把握することを目的に、26か国で4月末まで毎週実施し、結果も毎週公開する予定です。

  •  第4回目の自主調査結果から、新型コロナウイルスに対する人々の意識の変化や、国や地域における違いをご紹介いたします。

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  •                  新型コロナウイルス感染への恐怖心(26か国)corona3.png

  •  日本で「自分が新型コロナウイルスに感染することを恐れている」と回答した人の割合は、第1回調査(3月13日~17日実施)では66%、第2回(3月19日~24日実施)では63%と横ばい傾向でしたが、著名なタレントの新型コロナウイルス感染による死去が報じられた前後に実施した第3回調査(3月26日~30日実施)では70%に上昇しました。そして、東京都における1日の感染確認者数が100人を超え、小池都知事が緊急事態宣言の判断を国に要請した4月3日を含む第4回(4月2日~6日実施)では85%と更に大きく上昇し、26か国の中でマレーシア・ベトナムに次ぐ3番目に高い水準になりました。デンマークやスウェーデンでも同時期に割合が上昇していますが、6割以上と元々高い水準であったにもかかわらず更に急激に上昇している点は、日本だけにあてはまる特徴的な傾向です。
     新型コロナウイルス感染に対する恐怖心を持つ人の割合は、日本を含むアジア地域で元々高い傾向にありますが、その他の地域の国々においても、急速な感染の広がりに伴い、自分が感染することに対して恐怖心を持つ人の割合が上昇しています。フランスでは3月10日には30%だった割合が3月27日には68%とわずか2週間強で倍以上の水準まで上昇しています。3月17日以来、フランスでは都市封鎖(ロックダウン)措置が取られており、その前後で人々の意識が大きく変わったと言えます。

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  •  各国の新型コロナウイルス自主調査の詳細については、下記のYouGovの英語ウェブサイトでも、インタラクティブなグラフでご覧いただけます。確認したい地域や国を凡例で選択すると、その地域・国のデータのみグラフ上に表示できます。

  • https://yougov.co.uk/topics/international/articles-reports/2020/03/17/YouGov-international-COVID-19-tracker
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  •  この自主調査データの購入のご希望や質問追加のご要望については、下記までお問合せください。

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