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消費者目線のブランド評価がリアルタイムで見える
「BrandIndex」とは

公表日 2020年12月22日

  •  日本リサーチセンター(本社:東京都、代表取締役社長:鈴木稲博)は、マーケティング調査から世論調査、学術調査まで幅広く対応する独立系の調査専門家集団です。2019年より、YouGov社(本社:英国・ロンドン)が保有する、ブランド・トラッキングのための測定ツール「YouGov BrandIndex」および、消費者セグメンテーションとメディア・プラニングのための分析ツール「YouGov Profiles」の日本事業を担当しています。

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  •  BrandIndexは消費者レベルでのブランド評価のソリューション・ツールですが、このツールを使うことで、効果的なマーケティングをどのように実現できるのかを、ブランド・コンサルタントの水野与志朗さんと、日本リサーチセンター営業推進部の須貝育宏の対談でご紹介します。

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  •  BrandIndexは、ブランド分析を大規模かつグローバルに実施できるサービス

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  •  須貝 BrandIndexは、イギリスのYouGov社がグローバルに展開しているサービスで、日本リサーチセンターは日本における本サービスの総代理店です。ひと言でいうと、さまざまな業界のブランドの健康診断状況を、リアルタイムで見えるようにしたツールです。

  •  対象のブランドが消費者からどのように受け止められているかを、株価グラフのように日々の動きとして指標で表せます。
     データベースには世界各国の約1万5000のブランドに関するデータが毎日、10年以上トラッキングされ、蓄積されています。本ツールを利用するユーザーは、さまざまな条件でデータを引き出して見られるようになっています。

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  •  データは上記の16項目で質問されています。大きく「ブランド・ヘルス」「メディア指標」「購入ファネル」の3つの指標に分かれています。
     「ブランド・ヘルス」は、「消費者がどのようにそのブランドを感じているか」を、企業の評判、満足度、値段に見合った価値があるか、そのブランドに対して、良い印象か、悪い印象か、そのブランドを周囲に推奨したいか、といった項目で聴取しています。


  •  「メディア指標」は、「消費者がブランドをどのように認知しているか」を聞くもの。そのブランドを知っているか(ブランド助成想起)、広告を見たことがあるか(広告認知)、そのブランドに関して家族や友人と話題に取り上げたことがあるか(クチコミ)、他人やメディアを通じて耳にしたことがあるか、などの項目が含まれます。


  •  「購入ファネル」は、「消費者がそのブランドに対してどのような行動をとっているか」を聞くもの。購入を検討している、次に購入したいと思っている、既に購入している、かつては買っていたけどいまは買っていないなどの項目になります。

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  •  日本でのトラッキングの対象は、18~74歳の一般男女。このサンプル数は、日本の人口構成に合うように設計してあります。

  •  つまり、このデータから得られる結果は日本人1億3000万人の縮図となります。男女別、年代別のサンプル数は下図の表の通りで、毎日140名に、それぞれランダムに選んだ2ブランドについてのアンケートを行っています。毎日延べ280のデータを採取していることになります。

  •  データにバイアスがかかることを防ぐため、1度回答した人は次の回答までに1ヵ月間のインターバルを空けることにしています。
      

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