NR | YouGovインフォメーション

　2019年より、日本リサーチセンター（本社：東京都、代表取締役社長：杉原領治）は、英国YouGov社と提携し、企業ブランド・商品ブランドのシンジケートサービスBrandIndexの日本事業を担当しています。BrandIndexは、消費者のブランド評価の調査を365日デイリーで実施し、ブランドのプレゼンスやヘルスについて継続的・長期的なモニタリングを可能にするソリューションツールです。2021年2月よりスポーツもツールに加わりました。

　YouGovは、YouGovSportのシニア戦略アドバイザーに秦英之（以下、ANDY）を任命し、アジアのスポーツ研究におけるプレゼンスを拡大する決定を発表しました。同時に、当社のYouGovスポーツ部門の特別アドバイザーにも就任しました。YouGovSportのシニア戦略アドバイザーはANDYのために特別に用意されました。この役割は東京でYouGovSportの商業活動を確立し、日本リサーチセンターとの提携パートナーシップに続いて、日本およびより広い地域でYouGovのプレゼンスを構築することにあります。また、アジアでの市場を拡大するというYouGovの取り組みを継続すると同時に、YouGovSportを市場に広く伝え、製品とサービスのグローバルなカバレッジをさらに向上させる狙いです。ANDYは、スポーツの権利所有者、代理店、リーグ、チーム、およびスポンサーシップのクライアントを確保するために日々取り組みます。その中でも東京オリンピックとCOVID-19パンデミックの地域への影響への対応が緊急の課題となります。

　ANDYは、Jリーグの特別顧問としての現在の役割に加えて、北アジア全体でニールセンスポーツを率いることもありました。就任に際する決意表明は以下です。

　ANDY：「YouGovSportほど従来のスポーツ分析に革新と深い洞察をもたらすサービスはありません。これは、東京オリンピックが6か月足らずで開催され、COVID-19が消費者行動のあらゆる側面に影響を及ぼし続けることから、日本と地域のスポーツにとって重要な時期です。私の最優先事項は、スポーツブランド、権利所有者、代理店、およびスポーツ分野のすべての主要な利害関係者がYouGovのデータの力を体験しスポーツ全体の活性化に貢献できるようにすることです。」　

　続いて、YouGovSportの最高収益責任者であるScottHorowitz氏の今回の経緯に関する見解を紹介します。「この地域での事業拡大をリードするのに、ANDYに勝るものはありません。スポーツマーケティングと研究における彼のすべての経験を考えると、彼の採用は私たちにとって当然のことです。進行中のすべてのことで、スポーツブランド、代理店、およびその他の利害関係者が、数週間後に古くなったデータとは対照的に、最新の情報を持つ必要性がこれまでになく高まっています。アジア太平洋地域、より具体的にはオーストラリアでのスポーツデータでの成功を考えると、当社の製品とサービスの市場には大きなギャップがあることがわかっています。」

　YouGovでは最近、eスポーツとゲームの推進、旅行と観光の分野、他ではレジャー、エンターテインメント、ギャンブル業界なども戦略セクターと意識し、次々と推進者を採用しました。ANDYの任命は、より広いスポーツ研究エコシステムをさらに市場に浸透するためのYouGovの戦略のひとつです。