NRCレポート

「和食」についての調査

(2014年1月調査結果)

公表日 2014年02月25日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
当社では、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。

このたび「和食についての調査」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●和食の無形文化遺産登録は
  • ●和食は世界に誇れる食文化だと思うか
  • ●和食の無形文化遺産登録はうれしいか
  • ●海外で和食や日本食ブームになるのはうれしいか
  • ●和食のイメージは
  • ●和食に対する意識は
  • ●和食が好きと和食の頻度が多いのは
  • ●和食を食べるところは
  • ●和食を食べるところの、20代と70代の違いは

調査結果の要約

  • 1. 和食の無形文化遺産登録をしたことは
  •  ●「知っている」と答えた人が7割。また「登録されてうれしい」で、「あてはまる」「ややあてはまる」と
  •   答えた人は、8割。
  • 2. 和食のイメージは
  •  ●「家でよく食べる」「季節感や旬がある」「体によい・ヘルシー」「自然な感じ」「安心・信頼できる」
  •   「素材の味をいかせる」などが、8割以上で多い。またこれらは他の食事(洋食、中華、エスニック)と
  •   比べても大きい。
  • 3. 和食に対する意識は
  •  ●「洋食よりも、和食の方が好きだ」では、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、半数を超えて
  •   7割弱。一方、「肉料理より、魚料理の方が好きだ」は4割強。
  •  ●「ふだんの食事は、和食のメニューが多い」では、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人は、半数
  •   を超えて6割強。一方、「お店で食べる時(外食時)は和食のメニューが多い」は3割弱。
  • 4. 和食を食べるところは
  •  ●「家で手作りのものを食べる」(家) で多いのは、「味噌汁」「焼き魚」「肉じゃが」で、9割を超えて
  •   いる。「スーパーやコンビニで売っているものや弁当」(中食)では、「刺身」が最も多く、6割弱。
  •   「お店で食べる(外食)」では、「お寿司」が最も多く、8割弱。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2014/1/8~2014/1/20

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
和食についての調査 (2014年1月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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