NRCレポート

NRC「日本人の食」調査
 【Part1:食の嗜好】

(2015年5月調査結果)

公表日 2015年06月12日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、昭和35年に設立された民間の調査研究機関です。
民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
当社では、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。

このたび「日本人の食【Part1:食の嗜好】」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●日本人の食の嗜好や食生活について

調査結果の要約

  • ◆朝食を食べるなら、「ごはん」か、「パン」か?
  •  ●朝食を食べるなら、「ごはんがよい」(45%)が、「パンがよい」(33%)を上回っている。
  • ◆お店でランチを食べるなら「和食」か、「洋食」か?
  •  ●お店でランチを食べるなら、「和食」と「洋食」が3割で拮抗。「どちらともいえない」も38%と多く、
  •   意見が分かれる。
  • ◆夕食の主菜を選ぶなら「魚料理」か、「肉料理」か?
  •  ●夕食の主菜を選ぶなら「肉料理」(40%)が、「魚料理」(25%)を上回っている。
  • ◆汁物を飲むなら「みそ汁」か、「スープ」か?
  •  ●「みそ汁」が6割強と、「スープ」(約1割)を圧倒している。
  • ◆ご飯を食べるなら「白いご飯のまま」か、「ふりかけなどをかける」か?
  •  ●「何もかけない(白いご飯のまま)」が半数に達し、「ふりかけなどをかける」は26%と少数派。
  • ◆おにぎり・おむすびなら「三角形」か、「丸型・俵型」か?
  •  ●「三角形がよい」が7割と圧倒しており、「丸型・俵型」支持は1割と少ない。
  • ◆麺類を食べるなら「そば」か、「うどん」か?
  •  ●「そば」派と「うどん」派がちょうど4割で並んでいる。
  • ◆カレーに入れる肉は「牛肉」か、「豚肉」か?
  •  ●「牛肉」か「豚肉」かは、ほぼ4割で拮抗している。
  • ◆厚焼き玉子を食べるなら「塩味」か、「甘味」か?
  •  ●「甘味」が4割で、「塩味」が3割と、「甘味」派が多い。
  • ◆お菓子を食べるなら「和菓子」か、「洋菓子」か?
  •  ●「洋菓子」(38%)が「和菓子」(26%)を上回るが、「どちらともいえない」も35%ある。
  • ◆かしわ餅のあんこは「つぶあん」か、「こしあん」か?
  •  ●「つぶあん」と「こしあん」がどちらも39%で同率。
  • ◆温かい飲み物を飲むなら「コーヒー」か、「紅茶」か?
  •  ●「コーヒー」が64%で、「紅茶」の21%を圧倒している。
  • ◆冷たい飲み物を飲むなら「お茶」か、「ミネラルウォーター」か?
  •  ●「お茶」(59%)が、「ミネラルウォーター」(27%)より多い。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2015年5月調査 2015/5/1 ~ 2015/5/18

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
NRC「日本人の食」調査【Part1:食の嗜好】(2015年5月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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