NRCレポート

「自動運転」調査

(2015年7月調査結果)
生活・ライフスタイル

公表日 2016年02月01日

日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関です。
 民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーションにおける日本唯一の代表メンバーとして加盟しており、海外調査にも豊富な経験を有しております。

当社では、全国15〜79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)を、毎月定期的に実施しております。

このたび「自動運転」について、NOSにより自主調査を企画・実施いたしました。

 ※ここに、レポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●自動運転について

調査結果の要約

  • ◆お金を払ってでも使いたい自動運転のレベル
  •  ●「お金を払ってでも自動運転を使いたい」人は過半数を占める(60.2%)。
  •  ●レベルまでみると、「次世代の自動運転車(レベル2-4:準自動走行システム、完全自動走行システム)」を
  •   志向する人と、「実現済みの自動運転車(レベル1:安全運転支援システム)」で十分とする人の割合は拮抗。
  • ◆自動運転機能を利用したい機会/場面
  •  ●自動運転機能を利用したい場面のTOP3は、高速道路での「長距離運転の代行」(41.1%)、「渋滞時運転の
  •   代行」(27.7%)、「深夜運転の代行」(21.4%)で、高速道路に関する項目が上位。
  • ◆運転を代行している間にやりたいこと
  •  ●運転代行時にやりたいことについては、1位が「車内でリラックス」(58.1%)、2位が「車窓からの景色をみる」
  •   (36.6%)となり、車内での休息用途の希望傾向が強い。
  • ◆自動運転に関する懸念点
  •  ●自動運転導入の懸念点として、「価格が高そう」が唯一半数を超えトップ(59.8%)。だが、「事故の時責任の
  •   所在がよくわからない」(40.9%)「安全ではなさそう」(31.6%)も多い。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2015年7月調査 2015/7/1 〜 2015/7/13

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
「自動運転」調査 (2015年7月調査結果)
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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