NRCレポート

ソース・味付け・食材等に関する調査
  Part3:フライにかけるソース、ラーメン、たぬき・きつね編

(2017年5月調査結果)

公表日 2017年10月23日

 日本リサーチセンター(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。
 また、世界各国に調査拠点を置く「WIN/ギャラップ・インターナショナル・アソシエーション」の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

 このたび、当社の自主調査として、「ソース・味付け・食材等に関する調査」を企画・実施いたしました。ここに「Part3:フライにかけるソース、ラーメン、たぬき・きつね編」のレポートを発表いたします。ご高覧いただければ幸いです。

主な調査項目

  • ●フライにかけるソースについて
  • ●よく食べるラーメンの味
  • ●たぬき・きつねと聞いて思い浮かべる料理

調査結果の要約

  • ●白身魚のフライにかけるソースは、全国では「タルタルソース」(29.2%)、「ウスターソース」(21.2%)、
  • 「中濃ソース」(21.5%)が高い。地域別にみると、東日本を中心とした中濃ソースエリア、中部・近畿を
  •  中心としたウスターソースエリア、中国・四国・九州を中心としたタルタルソースエリアに分かれる。
  • ●エビフライにかけるソースは、全国では「タルタルソース」(43.6%)が最も高く、次いで「中濃ソース」
  • (22.0%)と続く。地域別にみると、全国的にタルタルソースを使う地域が多く、東北・関東の一部で
  •  中濃ソースを使うエリアがみられる。
  • ●カキフライにかけるソースは、全国では「タルタルソース」(28.3%)、「中濃ソース」(20.3%)
  •  が高い。地域別にみると、東日本を中心とした中濃ソースエリア、西日本を中心としたタルタルソースエリアに
  •  分かれる。
  • ●よく食べるラーメンの味は、全国では「醤油」(73.5%)、「味噌」(61.4%)、「塩」(47.6%)、
  • 「とんこつ」(37.5%)の順に高い。地域別にみると、東北・関東を中心とした味噌エリア、
  •  中部・近畿・中国・四国を中心とした醤油エリア、九州を中心にしたとんこつエリアに分かれる。
  • ●たぬきと聞いて思い浮かべる料理は、関東では「揚げ玉入りうどん・そば」が高く、近畿では
  • 「油揚げ入りそば」が高い。きつねと聞いて思い浮かべる料理は、全国的に「油揚げ入りうどん・そば」が高い。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2017年5月調査 2017/5/8~5/20

※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、45年にわたって、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい60代以上の対象者やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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