NRCレポート

コミュニケーションに関する調査【Part2】
 ~オンラインでのコミュニケーションがとれていたかと、現在人と直接会うことをどう思っているか~

(2020年7月調査)
時事・トレンド

公表日 2020年08月25日

株式会社日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 鈴木稲博)は、市場調査、世論調査、海外調査を数多く手がけております。この度の自主調査では、新型コロナウイルスの影響で人との直接の接触が減った代わりに、オンライン上でのやり取りが急速に進みましたが、それでも人は人と直接会いたいのではないかなどの意識についてインターネット調査を使って調べました。その結果を3回に分けて報告をします。今回は【Part2】。

主な調査項目

  • 1.人と直接会う機会は減ったか【Part1】
  • 2.オンライン上でのコミュニケーションは増えたか【Part1】
  • 3.オンライン上で人とコミュニケーションをとれていたか【Part2】
  • 4.現在、人と直接会うことについてどう思っているか【Part2】
  • 5.人と直接会いたくなる理由【Part3】
  • 6.今後、あなたが望むコミュニケーションのあり方【Part3】

【Part2】調査結果の詳細

~オンラインでのコミュニケーションがとれていたかと、現在人と直接会うことをどう思っているか~

【結果詳細】 

※「かなりの部分できていた」と「ある程度できていた」の合計「できていた計」に着目してコメントしている

Q2でオンラインでのコミュニケーションが「増えた」「減った」「変わらない」と回答した人に、オンライン上で人とコミュニケーションをとれていたか尋ねた。(【ビジネス・学校】は有職者または学生に絞っている。以降の質問も同様)
【ビジネス・学校】を年代別で見ると、15~19才の「できていた計」が52.1%と全体と比べて高い。
【プライベート】を性別でみると、女性の「できていた計」が48.0%と男性と比べて高い。
年代別で見ると、15~19才の「できていた計」が59.2%と全体と比べて高い。

図2.jpg

【結果詳細】 

※「人と直接会いたい気持ちがとても強い」と「人と直接会いたい気持ちやや強い」合計「会いたい計」に着目してコメントしている

続いて、あなたは現在、人と直接会うことについてどのように思うか尋ねた。
【ビジネス・学校】を年代別で見ると、15~19才の「会いたい計」が50.9%と全体と比べて高い。
【プライベート】を年代別で見ると、15~19才の「会いたい計」が64.5%と全体と比べて高い。
【ビジネス・学校】と【プライベート】を比較した。全体で見ると、【プライベート】の「会いたい計」は40.7%で、【ビジネス・学校】の「会いたい計」26.5%よりも高い。年代別で見ると、15~19才が唯一、「会いたい計」が【ビジネス・学校】【プライベート】ともに5割を超えた。
Q3とQ4を年代別で比較すると、【ビジネス・学校】はQ3「できていた計」がQ4「会いたい計」よりも高い傾向があるが、【プライベート】はQ3「できていた計」とQ4「会いたい計」が60代を除いて同程度の傾向となっている。オンライン上でのやり取りができていても、人と直接会いたい気持ちが弱くなるわけではないことがうかがえる。

図3.jpg

関連調査結果↓

【Part1】~コロナで人と会う機会は減ったか、それに伴いオンラインでのコミュニケーションは増えたか~

/report/200825.html

【Part3】~どんなときに人と直接会いたいか、そして今後のコミュニケーションのあり方~

/report/200825_3.html

図6.jpg

調査概要

調査方法
 インターネット調査
調査対象
 全国の男女15歳~69歳
有効回収数
 1,403人(サンプル)
調査期間
 7月14日(火)~21日(火)

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
調査結果詳細.pdf

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