NRCレポート

第12回 NRC全国キャラクター調査
Part1:ご当地キャラクター
②時系列

エンターテイメント ナレッジ・レポート

公表日 2025年10月10日

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      日本リサーチセンターは、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。

      また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。

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    • ※GIA (ギャラップ国際協会)

       WIN (世界規模の独立市場調査ネットワーク)

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    • 当社自主企画のNRC全国キャラクター調査は2014年から毎年実施している時系列調査です。第12回となる今回は、2025年7月に合計89種のキャラクターを6グループに分けて認知率と好感率を調べました。

      (キャラクターはすべて名前のみで、イラストや写真は提示しておりません)

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    • <本調査の特長は>

      ・日本全国15~79才と幅広い年代層を対象にしたキャラクター調査

      ・webパネルでなく、一般生活者からサンプリングした訪問留置調査

      ・2014年から開始して2025年は12回目となる時系列調査

      です。

      日本人のキャラクター浸透度を把握するデータとしてご活用いただければ幸いです

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    • <時系列比較>  

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    • 認知率

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      • ・2014年から2025年まで、12年間の時系列推移を折れ線グラフにしました。 

         

        ・「くまモン」と「ふなっしー」は、多少のブレはあるものの、認知率は9割前後と高い水準で安定しています。

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      • ・「ひこにゃん」は62~75%、「せんとくん」は64~76%と若干の変動がみられますが、6割台から7割台の推移です。 

         

        ・「ミャクミャク」は、2022年は21%でしたが、2024年は45%に増加し、さらに大阪・関西万博が開催された2025年7月には77%と、4年間で56ポイントも上がりました。

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    ・「ぐんまちゃん」は、2014年の認知率は20%でしたが、2015年~2019年は3割台、2020年には4割に達し、さらに2024年49%、2025年47%と5割に近づきつつあります。 

     

    ・「メロン熊」は、3割前後で推移していましたが、2024年は26%、2025年は22%と、ここ数年は減少傾向です。

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  • ・「ふっかちゃん」は2014年7%→2025年21%、「みきゃん」は2014年3%→2025年17%と増加しており、12年間の長期トレンドでみれば認知率は上昇傾向と言えます

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    ・「オカザえもん」は2014年から2025年まで16~22%、「さのまる」は15~20%の推移で、この12年間に大きな変化はみられません。 

     

    ・「むすび丸」は、2016年から2019年は5~7%、2020年から2023年は7~10%で、2025年は8%でした。

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  • ・「アルクマ」は、2017年3%→2025年5%と大きな変化はありません

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    • 好感率

       
      • ・次に、好感率の時系列推移です。 

         

        ・「くまモン」の好感率は、2021年41%→2024年32%と、ここ数年間は減少傾向でしたが、2025年は36%と増加に転じました。

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        • ・「ふなっしー」は、2014年では38%で「くまモン」31%を上回る高さでしたが、それ以降は減少トレンドで、2025年現在は22%となっています。 

           

          ・「ひこにゃん」は、2022年には2割近くまで上昇しましたが、2023年以降は15%前後に落ち着いています。

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          • ・「せんとくん」は、2014年から2025年は4~7%の推移で、この12年間に大きな変化はありません。
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            • ・「ミャクミャク」は、2022年3%→2025年9%に増加しましたが、1割には達しておらず、認知率の上昇に比べると好感率の増加は大きくないようです。
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          • ・2014年から2025年の推移では、「ぐんまちゃん」は3~10%、「みきゃん」は1~7%、「ふっかちゃん」は2~6%、「メロン熊」は2~5%と、いずれも1割以下の好感率であり、大きな変化はありません

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            ・2025年までの推移をみると、「さのまる」は3~6%、「むすび丸」は1~5%、 「アルクマ」は1~5%、「オカザえもん」は1~4%で、いずれも好感率は6%以下と低めで、大きな変化はみられません。 

             

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            • 調査概要

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              調査方法

            •  NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)  

            •  調査員による個別訪問留置調査 

              調対象
            •  全国の15〜79歳男女個人 1,200人  
            •  ・エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付
            • 調査期間
            •  第12話:2025年7月13日~26日
            •  ・2014年~2019年は10月、2020年は11月、2021年~2023年は12月、2024年以降は7月に実施
            • 質問内容
            •  提示したキャラクターのうち、知っているものと好きなもの(複数回答)  
            •  ・キャラクターは名前のみで画像提示はなし
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            • ※本調査は、NOS(日本リサーチセンターオムニバス調査)を利用しています。

               アンケート登録パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは50年以上にわたって「調査員を使った訪問留置」「パネルモニターではない毎回抽出方式」で調査を継続しております。

               日本全国の15~79才男女個人1,200人について、地域・都市規模と性年代を日本の人口構成に合うように回収していますので、全体比率は地域や年代等の偏りがない結果としてご覧になることができます。

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            • 《引⽤・転載時のお願い》

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              本レポートの引用・転載につきましては、下記「お問い合わせ窓口」までご連絡をお願い致します。

               掲載時には当社クレジットを明記いただき、調査結果のグラフ・表をご利用の場合も、当社クレジットの記載をお願い致します。

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