NRCレポート
【NRC デイリートラッキング】
週別推移(2024/5/28~2025/12/1)
公表日 2026年01月14日
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日本リサーチセンターは、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。
また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。
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- ※GIA(Gallup International Association)
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WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)
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NRCデイリートラッキングは、2022年5月から毎日同じ質問項目でweb調査を行い、人々の行動や感情を分析しております。
(全国20~69才男女対象で、1日平均150人回収のwebアンケート)
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今回は、2024年5月末から2025年11月末週(2024/5/28~2025/12/1)の1年半の動きについて紹介いたします。
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<週別推移>
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- ・「昨日のことについて、あなたは以下があてはまりますか」と質問し、「はい」か「いいえ」で回答してもらいました。
・調査は毎日行っていましたが、ここでは20~69才全体の日別結果を週ごとに合算して集計しています。
・以下では、13の項目について「はい」の比率を「実施・該当率の週別推移」として4つの折れ線グラフにしました。
・聴取対象は「昨日」としているため、グラフ上の表記は、調査実施日を1日前にずらした「2024/5/28週」から「2025/11/25週」となります。また「2025/11/25週」とは、11/25(火)から12/1(月曜)までの1週間をいいます。その1週間の日別平均のようなものだとお考えください。
・では、2024年5月末から2025年11月末週まで、この1年半の週別推移を見ていきましょう。
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●プライベートな用事で外出した(学校や仕事帰りの寄り道も含む)
・2024年5月末から2025年11月末までの1年半の推移は39~49%ですが、2025/4/22週から5/6週のGW(ゴールデンウィーク)では47~49%と高くなっています。
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- ●メイク(化粧)をした
・年末年始の12/31週が23%と最低値でした。12月から1月の間はメイク比率は低めのようです。 -
- ●紫外線対策をした
- ・「メイク」と同じく、12/31週が最低値(17%)でした。
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・17~41%と週レンジが大きいです。
・6月~9月の夏季にスコアが高くなり、12月~3月の冬季では低くなっています。夏は3~4割の対策率ですが、冬でも2割前後は紫外線対策を行っているようです。
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●マスクをつけた
・この1年半での平均は49%ですが、最小37~最大61%とレンジが大きいです。
・2024年8月~11月は44~51%でしたが、12月から上昇して、翌年2025/1/21週には最大値の61%まで増加しました。
(ただし、12/31週の年末年始にいったん下降します)
・その後も5割後半の高い比率で推移していましたが、4月から下降が始まり、5月末以降は5割以下が続いて、8/12週には37%まで下がりました。
・しかし、2025年10月ではまた上昇傾向に転じています。
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・夏は冬に比べてマスク着用率が下がる傾向ですが、2024年8月平均は47%、2025年8月平均は39%と、2025年夏は2024年に比べて着用率が8ポイントも下がっています。
- ●家で料理をした
・平均は47%と水準は高いですが、43~50%と大きな動きはないようです。 -
- ●適度な運動・散歩・ストレッチをした
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・この1年半の推移は31~38%で、平均は35%でした。
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- ●お酒・アルコールを飲んだ(飲酒)
- ・平均30%ですが、年末年始の12/31週が34%の最高値でした。
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●自分の趣味を楽しんだ
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・平均は40%で、最小35~最大45%と10ポイントのレンジです。
・2025年9月~11月は4割を超える週が多くなり、2025/10/14週は45%の最大値でした。一方、2024年12月は年末の影響なのか、3割台と低い傾向でした
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- ●家族以外の人とおしゃべりを楽しんだ
・平均は29%ですが、23~33%の推移で、レンジが10ポイントでした。
・2024/12/24週から2025/1/7週、2024/8/5週~8/19週はいずれも2割半ばと低い推移でした。年末年始や夏休みの期間には家族以外の人と会う機会が減少したためかと推察されます。 -
- ●「推し活」を楽しんだ
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・9~12%の推移で、平均は10%でした。「推し活」の実行率はまだ高くないようです。
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●よく眠れて十分な睡眠がとれた
・最小40~最大49%で、平均は45%でした。
・年末年始(2024/12/31週~2025/1/14週)に高く、2024年、2025年ともに6月7月では低い傾向がみられます。
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- ●身体的・肉体的な疲労を感じた
・平均は44%で、最小34~最大51%と17ポイントも差があります。・12月下旬に減少して、翌1月半ばまで低い水準です。年末年始では身体的な疲労が下がっているのがわかります。
・反対に、2025/7/22週は51%と最大値で、2025年7月は高い傾向でした。夏の暑さが影響しているのかもしれません。 -
- ●精神的な疲労を感じた
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・平均は34%と身体的疲労よりも低いです。レンジは、28~38%と10ポイント差でした。
・年末年始とGW(4月末)に下降しており、この期間は疲労感が減少しているのがわかります。
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<週別平均と標準偏差>
- ・13項目の実施・該当率について、2024/5/28週から2025/11/25週の1年半、合計79週の平均と標準偏差も算出してみました。
- ・20~69才全体では、平均が最も高いのは「マスクをつけた」49%でした。次いで「家で料理をした」47%、「よく眠れて十分な睡眠がとれた」「身体的・肉体的な疲労を感じた」「プライベートな用事で外出した」が44~45%で続きます。
- ・「自分の趣味を楽しんだ」は40%ですが、「『推し活』を楽しんだ」は10%と低いです。
- ・「精神的な疲労を感じた」は34%で、「身体的・肉体的疲労を感じた」44%よりも10ポイント低い結果でした。
- ・グラフでは「平均+標準偏差」と「平均-標準偏差」を表示して、データの変化差がわかるようにしてみましたが、差分の小さい、つまり週別変化の少ない項目が多いです。これは日別を週次で合算しているため、日別偏差が平均化された影響があるようです。
- ・それでも「紫外線対策をした」と「マスクをつけた」では差分が大きくなっており、週単位での変化が大きいことがわかります。
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- ・次に年代別の平均比率もみてみました。
- ・「プライベートな用事で外出した」「マスクをつけた」「家で料理をした」「お酒・アルコールを飲んだ」は、年代があがるほど高い傾向で、若年層で低く高齢層で高くなっています。
- ・「メイクをした」「紫外線対策をした」は、どの年代も同じくらいの平均比率です。
- ・「『推し活』を楽しんだ」は40代~60代では1割未満と低いですが、若年層ほど高く、20代では21%ありました。また「自分の趣味を楽しんだ」は20代が最も高く、50代が最も低くなっています。
- ・「適度な運動・散歩・ストレッチをした」「家族以外の人とおしゃべりをした」は大差ではないですが、60代が他の年代層より高いです。
- ・「身体的・肉体的な疲労を感じた」と「精神的な疲労を感じた」は30代40代が高く、60代で低くなっています。
- ・「よく眠れて十分な睡眠がとれた」は60代では5割を超えていますが、他の年代層では4割台でした。60代は睡眠スコアが高いことが、身体と精神の疲労感を軽減する要因になっていると推察されます。
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NRCデイリートラッキング 調査概要
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- 調査目的:人々の行動と感情について日々の変化をトラッキングする
- 調査方法:web調査
- 調査対象者:NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女
- 毎日(平均)約150人回収
- 日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
- 調査期間:2022年5月17日からデイリーでトラッキング調査を実施中
- ※今回は、2024年5月末から2025年11月末週の1年半を「週別推移」で分析
- 調査機関:日本リサーチセンター(NRC)
- 調査項目:昨日行ったこと、昨日の感情と気分満足 など
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「NRCサイバーパネル」について
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本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。
サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、以下の「モニター募集ページ」をご覧になってください。
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株式会社 日本リサーチセンター
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