NRCレポート
アンケートで未来は予想可能か⁉ 「2025 近未来予想リサーチ」結果発表~全問正解は何名?正解者プレゼント(10万ポイント)の行方は如何に!~
公表日 2026年01月21日
■「近未来予想リサーチ」とは
昨年の1月下旬から2月中旬にかけて、当社で運営するアンケートモニターであるサイバーパネル会員の皆さまに、2025年内に結果が判明する10の出来事の結果を選択式のアンケートで予想していただきました(回答者総数は13,738人)。
今回は予想アンケートが実際の出来事の結果をどの程度当てる事が出来たのかを「答え合わせ」で振り返るとともに、全問正解者プレゼント(10万ポイントを山分け進呈)の行方を発表いたします。
アンケートの予想と実際の結果の答え合わせ
国内外の政治関連の予想と結果
[日本の石破首相の去就]
質問:年末時点(12/31)の日本の内閣総理大臣は現在の石破茂首相が続けていると思いますか。
答え合わせ:石破首相は退任し、別人(高市早苗氏)が首相に就任。

昨年の年始のアンケート実施時点で「年末時点、石破首相が継続」との予想は5割弱であり、退任予想にあたる「別人が首相に就任」とほぼ拮抗していました。退任までの経緯としては、第1次石破内閣発足直後の2024年10月解散総選挙で15年ぶりに自民党は議席の過半数を失い、更に2025年7月の参院選においても過半数を割り込んだ末、党内の早期退陣を求める流れを覆せずに臨時総裁選実施に至り、それが事実上の石破前首相への退陣勧告となりました。10月初旬に行われた自民党総裁選では高市早苗氏が5人の候補の中から勝利し、日本の憲政史上初の女性内閣総理大臣が誕生する事になりました。
予想結果としては多数派の「石破首相は退任し、別人が首相に就任」が正解となりました。
[衆参同日選挙]
質問:7月には参議院選挙が予定されていますが、衆議院との衆参同日選挙になると思いますか。
答え合わせ:衆参同日選挙にはならなかった。

前述した石破前首相の去就の予想でも少し触れましたが、昨年1月時点では7月に予定されていた参議院選挙において、衆議院を解散して衆参同日選挙にする可能性が一部で報じられていました。与野党それぞれ思惑があったのでしょうが、表向きは立憲民主党の野田代表が石破内閣への不信任案の提出を見送ったことで、衆参同日選挙とはなりませんでした。予想結果としても多数派であった「衆参同日選挙にはならない」が正解となりました。
[ロシアのプーチン大統領の去就]
質問:年末時点(12/31)のロシアの大統領は現在のプーチン大統領が続けていると思いますか。
答え合わせ:プーチン大統領が継続。

プーチン大統領が年末時点で大統領を継続しているという予想は8割超と非常に高い結果となっていました。実は2024年の同じ予想においても年末時点での大統領継続の予想は79%と2年連続で高い比率となっていました。2022年2月のロシアのウクライナへの侵攻からほぼ4年が経過し、お互い多大な犠牲を出しながらもなお戦争終結の見込みは立っていませんが、ロシアにおけるプーチン大統領の盤石な権力トップの座は2025年も変わらず継続し、多くの人が予想した通りの結果となりました。
[イーロン・マスク氏の米政府効率化省での職務継続]
質問:イーロン・マスク氏は「政府効率化省(DOGE)」のトップに起用されていますが、年末時点その職務を続けていると思いますか。
答え合わせ:続けていない。

昨年11月にロイター通信の米人事管理局局長に対するインタビュー取材の中で米政府効率化省が解散したことが判明しました。なおイーロン・マスク氏はそれを半年ほど遡る5月には同省のトップを退いています。近未来予想リサーチの結果は、6対4の割合で「職務を続けている」が多数派だったのですが、現実は少数派の「続けていない」が正解になりました。
X等のSNS上では今もイーロン・マスク氏の発言や行動が話題にならない日がありませんが「政府効率化省(DOGE)」の仕事については早々に見切りをつけてしまったのかもしれません。
経済関連の予想と結果
[日経平均株価]
質問:今年中に日経平均株価は45,000円を上回ると思いますか。
答え合わせ:上回った!

日経平均株価は2025年2~4月にかけて米トランプ大統領が矢継ぎ早に打ち出した関税政策によって下落基調になりましたが、その後政府間の交渉を受けて政策の軌道修正もあった上、5月以降はAIや半導体関連の銘柄が市場を牽引し11月には52,636円の最高値を記録しました。昨年の近未来予想リサーチでは日経平均株価45,000円をハードルとして設定しましたが、「上回らない」という予想が7割超と大方の予想は4万円台半ばすら到達しないというものでした。
結果は5万円台乗せという史上初の高値となり「上回る」が正解となりました。
[外国為替市況(ドル/円相場)]
質問:今年一年間で東京外国為替市場の為替相場において、1米ドル=140円未満の円高や、162円以上の円安相場になることがあると思いますか。
答え合わせ:140円未満の円高や162円以上の円安はどちらも無い。

2025年初頭は157円台の円安相場で始まり、その後は日米の金利差縮小への期待から徐々に円買いが進み、4~5月にかけて円高が加速し、一時は140円台まで値を下げました(円高が進行)。夏以降は米国の高金利の長期化や日本の利上げ見送り等の影響で年末時点では一時157円台まで円安が進みました。
年間を通じて最も円安だったのは年始1月9日の158円43銭であり、最も円高であったのは4月22日の140円96銭でした(*)。従って予想の正解は最も回答者の少なかった「140円未満の円高や162円以上の円安はどちらも無い」となりました。
(*)TTM(公表仲値ベース)の為替相場での推移
エンタメ・スポーツ・気候等の予想と結果
[大谷翔平選手の活躍]
質問:ドジャースの大谷翔平は2025年のシーズンで3年連続(通算4度目)のMVPを獲得すると思いますか。
答え合わせ:3年連続(通算4度目)のMVPを獲得した!

昨年11月13日(現地時間)全米野球記者協会はメジャーリーグのMVPを発表し、ナショナル・リーグではドジャースの大谷翔平選手が満票一致の1位投票でMVPを受賞しました。なお、満票でMVPを複数回(しかも3年連続!)受賞はメジャー史上大谷選手が一人だけであり、今回で通算4度目のMVP受賞となりました。
予想では「MVPを獲得する」が約6割と多数派でしたが、大方の予想通りの結果となりました。
最早フィクションを超えた前人未踏の活躍ぶりであり、加えて2年連続のドジャースワールドシリーズ制覇にも多大な貢献をするなど、大谷選手はどこまで超人的な活躍を見せ続けてくれるのでしょうか?今年3月に行われるワールドベースボールクラシックでは日本代表として活躍し、日本に4度目の優勝をもたらしてくれることを大いに期待したいと思います。
[プロ野球日本シリーズ優勝チーム]
質問:今年のプロ野球日本シリーズ優勝チームの所属リーグはどちらだと思いますか。
答え合わせ:パ・リーグ所属の福岡ソフトバンクホークスが優勝。

2025年プロ野球日本シリーズの優勝チームはパ・リーグ所属の福岡ソフトバンクホークスでした。シリーズの対戦相手は阪神タイガースで、ホークスは初戦こそタイガースに譲ったもののその後は3連勝し、10月30日に行われた第5戦では延長11回の接戦に勝利し5年ぶり12度目の日本一を勝ち取りました。
6割弱の参加者がパ・リーグ所属球団の優勝を予想しましたが、多数派の予想通りの結果となりました。
[猛暑日の連続記録]
質問:2024年福岡県太宰府において猛暑日(気温35度以上)の連続日数記録(40日)を更新しましたが、今年その記録を更新する地点があると思いますか。
答え合わせ:猛暑日の連続日数記録は更新しなかった。

2024年福岡県太宰府では40日連続の猛暑日となり、それまでの最長記録を更新しましたが、2025年はその記録を上回る地点はあったのでしょうか。気象庁のHP上で公開されている過去の気象情報データベースから2025年の猛暑日連続日数記録を確認したところ、最長日数を記録した地点は京都と甲府の2地点で連続18日となりました。昨年も一昨年に引けを取らない暑い夏だった記憶がありますが、猛暑日の連続日数ということになると一昨年の半分以下という少し意外な結果となりました。
予想としては「記録を更新する地点がある」と答えた方が約8割と大多数を占めていましたが、「連続日数」という記録の性質上、一日でも気温35度未満となった場合は記録が止まることになり、予想の正解は「記録更新の地点はない」という結果になりました。
結果の出典元:気象庁HP 過去の気象データ検索(*連続日数はこのサイトから当社で独自に集計)
[紅白歌合戦の勝ち組]
質問:今年のNHK紅白歌合戦で勝つのはどちらだと思いますか。
答え合わせ:白組の勝利。

一年の最後を締めくくる国民的芸能イベントNHK紅白歌合戦の最終審査結果は、ゲスト審査員、会場審査員(NHKホールの観客)のいずれも白組の得点が紅組に勝り白組が勝利しました。
予想結果は白組勝利が5割弱と紅組勝利の3割弱を優に上回っていましたが、結果としては予想では優勢の白組が2年連続の勝利となりました。
なお「男女で分かれて競い合わない形式」で行われるとの予想回答は2022年36.7%、2023年28.1%、2024年29.1%で推移してきましたが、2025年は26.5%とこれまでで最も少ない比率となりました。昨年の紅白歌合戦の瞬間最高視聴率は5年ぶりに40%の大台に乗ったとのことですが、紅白(=男女)で競い合うという番組の基本フォーマットの普遍性については、今でも一定の評価を得ている事が窺えます。
■全予想的中者の発表!
2025年の近未来予想リサーチでは10問全ての予想が的中した方は、13,738人の回答者の中のたった2名の方でした。全問正解された方々には本アンケート実施時にお知らせした通り、ご用意しておりました10万ポイント分の謝礼をお二方で5万ポイントずつ山分けして進呈いたしました。
全問正解されたお二方におかれましては、誠におめでとうございます。
また、残念ながら全問正解とならなかった方も、近々実施予定の2026年版近未来予想リサーチに改めてチャレンジしていただければ弊社スタッフ一同幸甚です。
■2025年近未来予想リサーチを振り返って
アンケート回答の多数派と現実の結果が一致した場合を「予想的中」と定義した場合、今回の近未来予想リサーチでは予想的中は10問中6問となりました。ちなみに過去の成績は、2021年と2022年の的中は5問、2023年は4問、2024年は8問となっており、2025年は的中率としては中位の難易度でしたが、全問正解者は2名とこれまでの最少人数となりました(2021年も2名で最少タイ記録)。
年が明け2026年(令和八年)となりましたが、これからの一年が皆様にとって幸多き一年となりますよう弊社スタッフ一同心からお祈り申し上げます。
本年も日本リサーチセンターとサイバーパネルをよろしくお願いいたします!!
◎近未来予想リサーチ 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:サイバーパネル会員(全国の15才以上男女)
回答者数:13,738名
調査時期:2025年1月29日(水)~2月12日(水)
■サイバーパネル会員へのご登録は
日本リサーチセンターではサイバーパネル会員の方を対象とした2025年の近未来予想リサーチを近々実施の予定です。
近未来予想リサーチを始めとするサイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、是非この機会に下記のリンクよりモニター登録をお願いします。
株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部 PJサポートチーム

