NRCレポート
【NRC デイリートラッキング】
生成AIについて 2026年3月調査
公表日 2026年04月10日
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日本リサーチセンターは、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。
また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。
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- ※GIA(Gallup International Association)
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WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)
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「NRC デイリートラッキング」では、新商品や新サービスの利用経験を定期的に調査しており、今回は生成AIの利用経験や具体的な利用サービス名、その目的と用途を質問しました。
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本レポートでは、2023年3月から2026年3月までの時系列変化や、属性ごとの利用状況を分析しています。
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<生成AI計の利用経験 時系列:全体>
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・このグラフは、2023年3月から2026年3月までの生成AI利用経験率の時系列変化を示しています。調査対象は全国20〜69歳の男女です。
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・生成AIの利用経験率は、2023年3月の3.4%から2026年3月には48.5%へと、この3年間で45.1ポイントも大幅に増加しました。
- ・最新の2026年3月調査では48.5%に達しており、対象人口の約半数に迫る勢いを見せています。2025年中の急激な上昇ペースに比べると、直近3ヶ月(2025年12月から2026年3月)の伸びは3.1ポイントとやや落ち着いたものの、依然として過去最高の利用率を更新し続けています。
<サービス別利用経験 時系列:全体>
- ・このグラフは、2024年6月から2026年3月までの主要な生成AIサービス別利用経験率の時系列変化を示しています。
- ・シェアトップの「チャットGPT」が2024年6月の12.3%から2026年3月には34.5%へと伸長しました。また、「ジェミニ」も同期間で3.2%から27.4%へと24.2ポイントの大幅な増加です。
- ・直近3ヶ月(2025年12月から2026年3月)では、「チャットGPT 」が3.5ポイント増、「ジェミニ」が4.0ポイント増と過去最高の利用率を更新し続けています。
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<サービス別利用経験 2026年3月:全体と属性別>
- ・以下は、2026年3月の結果を男女年代別に見たものです。
- ・生成AI計については同じ年代層では男性の利用率が女性を上回っていましたが、「チャットGPT」は20代で女性が57%(男性55%)、「ジェミニ」は20代で女性が42%(男性39%)と、若年層においては女性の方が男性より高くなっています。
- ・「チャットGPT」は、いずれの層でも利用率が最も高く、特に20代女性が57%と突出し、20代男性も55%と非常に高い水準にあります。
- ・「ジェミニ」は20代男女が39%、42%と全体より7ポイント以上高く、「コパイロット」は50代男性が22%と高くなっています。
- ・高年代層の女性は男性より利用率が低い傾向で、特に60代女性は「コパイロット」や「その他生成AI」サービスにおいて、利用率が4%以下にとどまっています。
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<生成AIの 現在利用率>
- ・以下は、「現在利用している生成AIサービス」を質問したもので、前回と今回の結果を比較しています。
- ・2026年3月の現在利用率は「チャットGPT」が25.5%、「ジェミニ」が23.6%、「コパイロット」が12.3%でした。
・2025年12月からの変化では、「ジェミニ」は4.3ポイント増加しました。 - ・なお「チャットGPT」「コパイロット」「ジェミニ」以外の利用率はいずれも2%以下です。
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<生成AI 現在利用率 2026年3月:属性別>
- ・男女別で見ると、「チャットGPT」では男性28%に対し女性23%、「ジェミニ」では男性25%に対し女性22%と、男女間でも数ポイントの利用差が見られます。
- ・年代別で見ると、特に20代の利用が際立っており、「チャットGPT」の現在利用率は44%、「ジェミニ」は36%と全体を大幅に上回っています。一方で、60代では「利用したことがない」が63%と多く、依然として年代間の普及格差が顕著に現れています。
<生成AI 利用経験と現利用率>
・生成AIの「利用経験率」と「現在利用率」について、前回と今回の比較です。
・直近3ヶ月(2025年12月から2026年3月)の変化を見ると、生成AI利用経験率は45.4%から48.5%へと3.1ポイント増、現在利用率が39.4%から42.9%へと3.5ポイント増加しました。経験率・利用率ともに着実な伸びを見せており、高い水準を更新し続けています。![]()
<生成AI 利用目的と用途 時系列:現在利用者>
- ・以下は、生成AI現在利用者における「利用目的と用途」の結果です。
- ・利用目的の中で最も多いのは「情報収集、リサーチ」であり、2025年9月の55.1%から2026年3月には57.0%へと微増しています。また、「検索内容の要約」も31.2%あり、調べ物に関する用途が主流となっています。一方で「アイデア出し」は高いものの、2025年9月37.2%から2026年3月29.4%と減少が続いています。
- ・直近3ヶ月(2025年12月から2026年3月)の変化では、「翻訳・通訳」が2.0ポイント増加した一方で、「対話型AIとの会話」は25.0%から20.9%へと4.1ポイント減少しました。
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調査概要
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<生成AIについて>
- 設問内容
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問1 次の中で、あなたが利用したことがあるものをすべてお知らせください。(いくつでも)
問2 生成AIについてお聞きします。次の中で、あなたが現在、利用しているもの(仕事での利用も含む)をすべてお知らせください。(いくつでも)
【生成AI利用経験者に】
問3 あなたは生成AIをどのような目的や用途で利用していますか?(いくつでも) -

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<NRCデイリートラッキング>
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- 調査目的:人々の行動と感情について日々の変化をトラッキングする
- 調査方法:web調査
- 調査対象者:NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女 毎日(平均)約150人回収
- ・日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
- 調査期間:2022年5月17日からデイリーでトラッキング調査を実施中
- 調査機関:日本リサーチセンター(NRC)
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「NRCサイバーパネル」について
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本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。
サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、以下の「モニター募集ページ」をご覧になってください。
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株式会社 日本リサーチセンター
担当:営業企画本部 PJサポートチーム

