NRCレポート

【NRC デイリー・トラッキング】
マスク着用率 2023年3月~2026年5月調査結果

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公表日 2026年06月10日

    • 日本リサーチセンターは、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。

      また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。

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    • ※GIA(Gallup International Association)
    •  WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)

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    • 今回ご紹介するのはNRC デイリートラッキング調査」で 定期的に調査している質問から、 2023年3月~2026年5月調査のマスク着用率など感染症対策行動に関する結果です。

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    • 「この2週間で、『コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症』対策のために、あなたが実施したこと」として、下記3つの行動の実施率の変化をみています。
    • ・公共の場ではマスクを着用する
    • ・自分の衛生管理を改善する (頻繁に手を洗う、手の除菌グッズを使用するなど)
    • ・混雑した公共の場所を避ける 


※2025年2月から質問文を以下のように変更。

●2025年1月まで: この2週間で、コロナウイルス(COVID-19)の感染を防ぐために、あなたが実施したことはありますか。あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも)

●2025年2月から: この2週間で、「コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症」対策のために、あなたが実施したことはありますか。あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも)

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  • マスク着用率:「公共の場ではマスクを着用する」の割合


  • ・コロナ対策としての"マスク着用は個人の判断に委ねる"という厚生労働省の方針が出された直後の23年3月調査の70.7%から、新型コロナウイルス感染症が"5類感染症に移行"した23年5月を挟んだ23年4月~6月調査は6割台、23年7月~24年5月調査では5割台、24年6月~11月調査では4割台と、23~24年は上下しつつ低下しました。

  • ・その後、2024年11月から2025年2月にかけてインフルエンザと新型コロナの感染拡大が前後して発生した影響か、24年12月~25年4月調査では再び5割台に上昇。しかし、25年7~8月の盛夏に3割台まで低下し、秋から冬にかけてのインフルエンザ感染拡大の時期には5割台まで再上昇しました。

  • ・夏・冬に感染拡大することが多い新型コロナ対策が下火になり、秋・冬に流行する季節性インフルエンザ対策としてのマスク着用が再び主流になっているようですが、最もマスク着用率が低下した25年8月でも38.2%と高めの水準を維持しています。猛暑の8月でもマスク着用率が4割弱だということは、感染症対策としてのマスク着用が年間を通じて習慣化した人が一定数いるということだとも考えられます。
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  • 衛生管理:「自分の衛生管理を改善する(頻繁に手を洗う、手の除菌グッズを使用するなど)」の割合


  • ・23年3月調査の40.2%から26年5月の24.6%へと、3年間の長期でみれば低下トレンドですが、23~24年は新型コロナウイルス感染症の流行、25~26年はインフルエンザの流行と連動して小刻みに上昇する傾向が見られます。 

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  • 混雑を避ける:「混雑した公共の場所を避ける」割合


  • ・同様に、23年3月調査の32.9%から26年5月の16.5%まで低下しましたが、23~24年は新型コロナウイルス感染症の流行、25~26年はインフルエンザの流行と連動して上昇する傾向が見られます。

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    • 新型コロナウイルスへの不安と感染対策行動の相関


      ・参考として「今、あなたが『不安に思っていること』は何でしょうか?『特に不安や心配に思っていること』があればお知らせください。(複数回答可)」という質問に対して提示した16の選択肢から「新型コロナウイルス」を選んだ「新型コロナウイルスへの不安率」との関連をみてみました。

    • ・3つの感染症対策行動実施率との相関係数を算出すると、「混雑回避」が0.90、「衛生改善」が0.88と非常に高く、「マスク着用」は0.72でした。

    • ・つまり、新型コロナウイルスへの不安が高いときには、混雑した場所を避けたり、衛生管理を改善したり、マスクを着用するなど、感染症対策の行動率も高くなっていたことがわかります。「混雑回避」「衛生管理」の相関係数が特に高いことから、この2つが新型コロナウイルス感染の不安回避行動として機能しているのかもしれません。



    • 相関係数


    • なお、厚生労働省が公表している2023年5月~26年4月の「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数の推移」を見ると、各感染拡大時で、新型コロナウイルス感染症の報告数の増加よりも、インフルエンザの報告数の増加の方が規模が大きくなっています。また、24年末以降の新型コロナウイルス感染症の報告数拡大(12波・13波)の規模は小さくなっています。新型コロナ感染拡大12波はインフルエンザ大流行と重なっていたため、マスク着用、衛生改善、混雑回避という対策実施率も増加トレンドでしたが、新型コロナのみだった13波発生時の対策実施率が以前ほど大きく増加していないのは、新型コロナ感染拡大の規模縮小の影響もあるのかもしれません。


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    • 調査の概要

    • 調査目的:人々の行動と感情について、日々の推移をトラッキングする
    • 調査方法:web調査
    • 調査対象者:NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女
    •  日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
    • 調査機関:日本リサーチセンター(NRC)
    • 質問内容:この2週間で、「コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症」対策のために、あなたが実施したことはありますか。あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも)
    •  ※2025年1月までは、英国の調査会社YouGov社が2020年~22年実施した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するグローバル自主調査(YouGovCOVID-19 Public Monitor)の質問文を使用し、「この2週間で、コロナウイルス(COVID-19)の感染を防ぐために、あなたが実施したことはありますか。」としていましたが、2025年2月以降は上記の質問文に変更しています。
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    • 調査期間:2023年3月から毎月調査を継続中

    • サンプル数:毎日約150人→1週間で約1,050人回収 (詳細は下表参照)

    •  ※調査は毎日実施して1週間分を合算して集計
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        • NRCサイバーパネル」について

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          本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。

          サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、以下の「モニター募集ページ」をご覧になってください。

          モニター募集ページ

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