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【新型コロナウイルス感染症自主調査】
新型コロナウイルスに対する予防策として、「公共の場ではマスクを着用する」の回答率
~世界14か国を比較~
公表日 2022年05月26日
- 日本リサーチセンター(本社:東京都、代表取締役社長:杉原 領治)は、英国YouGov社と提携して2020年3~5月に実施した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するグローバル自主調査を、日本で2020年12月下旬より再開いたしました。
今回は、14か国・地域のインターネット調査(18歳以上男女、各国1,000人~2,000人を対象に実施)の結果から、「新型コロナウイルスに対する予防策として、『公共の場ではマスクを着用する』」の回答率は、2021年4月から2022年3~4月まで、各国でどのように変化したかをご紹介いたします。
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日本で「公共の場ではマスクを着用する」と回答した人の割合は、2021年4月は89%で、その後の2022年4月も87%と、前回レポートの期間(2020年12月~2021年12月)と同様に、この1年間85%以上の高い水準で横ばいとなっています。また、近隣の台湾(21年7月88%→22年4月85%)は日本と同様に横ばい状態ですが、香港(21年4月90%→22年4月75%)は2022年の3月から減少傾向にあります。
他のアジア諸国は、フィリピン(21年4月85%→22年4月75%)やマレーシア(21年4月89%→22年3月79%)では10ポイント低下し、減少傾向にあります。また、タイ(21年4月86%→22年3月81%)は、2021年12月のみ、一時的に大幅減少しましたが、その後すぐ、2021年11月以前の水準である80%台に回復しました。
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- 欧米・欧州地域では、まずイタリア(21年4月84%→22年4月72%)は1年間で12ポイント減少し、欧米・欧州地域の中では比較的緩やかな減少傾向にあります。また、スペイン(87%→67%)、ドイツ(71%→52%)、フランス(79%→59%)、アメリカ(21年4月69%→22年3月45%)も、それぞれ該当期間中に約20ポイント減少しました。
- さらに、イギリス(21年4月73%→22年4月35%)、スウェーデン(43%→12%)、デンマーク(65%→9%)は、それぞれ1年間で30ポイント以上減少しており、特に2021年12月、2022年1月ごろから急激に減少しました。
- このように、欧州・欧米に限らず、前回のレポートで減少傾向をあまり見せなかったアジアでも、一部の国では減少傾向が見られています。
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この自主調査データについては、下記までお問合せください。
お問い合わせ専用メール nrc_yougov@nrc.co.jp
株式会社 日本リサーチセンター
YG事業グループ
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