NRCレポート

第6回NRC全国キャラクター調査
 【Part3:日本と海外の有名キャラクター編】

(2019年10月調査結果)
エンターテイメント

公表日 2019年12月20日

日本リサーチセンター(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木稲博)は、1960年に設立された民間の調査研究機関であり、民間企業および官公庁、大学をはじめとする学術機関などの依頼を受け、各種の調査研究を行なっています。また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」&「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査にも豊富な経験を有しています。

このたび、当社の自主調査として、「第6回NRC全国キャラクター調査」を企画・実施いたしました。

日本では、マンガやアニメなどに登場するキャラクター人気が高く、キャラクターを商品化したビジネスも盛況です。キャラクター市場の実態として、どのようなキャラクターが認知され、好感を持たれているのでしょうか。

「ご当地キャラクター・企業キャラクター」「マンガ・アニメ・ゲームキャラクター」「日本・海外の有名キャラクター」の3つのジャンルごとに合計83種類のキャラクターを聴取しました。

 ここに、「第6回NRC全国キャラクター調査 Part3:日本と海外の有名キャラクター編」のレポートを発表いたします。
 ご高覧いただければ幸いです。

※GIA(Gallup International Association)
  WIN(Worldwide Independent Network Of Market Research)

主な調査項目

  • 「日本の有名キャラクター」10種類と「海外の有名キャラクター」16種類の認知度と好感度

調査結果の要約

  • <ランキング>

  • ●今回提示したキャラクター26種での認知度は、「ハローキティ」、「ムーミン」、 「くまのプーさん」が

  •  上位3位だが、好感度は、「ミッキー&フレンズ」が1位、「くまのプーさん」が2位、「SNOOPY」が3位。

  • ●全キャラクター内好感度ランキングを時系列でみると、「ミッキー&フレンズ」は、2014年から2019年まで、
  •  いずれも3位と安定。「くまのプーさん」は、2017年7位→2019年4位に、「SNOOPY」は、2017年16位→
  •  2019年9位に、それぞれランクアップした。
  • <2019年比率>
  • 認知度は、「ハローキティ」、「ムーミン」、「くまのプーさん」が9割以上と最も高い。次いで、

  •  「トムとジェリー」、「きかんしゃトーマスとなかまたち」、「ハリー・ポッター」、「ミッキー&フレンズ」、

  •  「アナと雪の女王」、「スパイダーマン」が85%以上で続く。

  • ●好感度は、「ミッキー&フレンズ」が32%、「くまのプーさん」が28%で、ディズニーの人気が高い。

  •  次いで、 「SNOOPY」、 「ムーミン」、「トムとジェリー」、「ハローキティ」が2割台で続く。

  • ●「ハローキティ」は、認知度ではトップだったが、好感度ではディズニーキャラクターに及ばなかった。

  • <時系列変化

  • ●認知度の変化をみると、「すみっコぐらし」は2014年 8%だったが、毎年少しずつ増加して2019年は44%まで
  •  アップした。「ミニオン」は、2017年 61%→2019年 70%と、この3年間で9ポイントの増加。
  • ●「SNOOPY」は、表記を変更した影響もあるが、認知度は、2017年 68%→2019年 80%と12ポイントアップし、
  •  好感度は、2014年 13%→2017年 18%→2019年 24%と、増加傾向が続いている。

調査概要

調査方法
 NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ:毎月1回定期的に実施する乗り合い形式の全国調査)調査員
 による個別訪問留置調査
調査対象
 全国の15〜79歳男女個人
有効回収数
 1,200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
サンプリング
 毎月200地点を抽出、住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割り当て
調査期間
 2019年10月調査 2019/10/3~2019/10/15

詳細は、下記PDFファイルをご参照ください。
第6回NRC全国キャラクター調査【Part3:日本と海外の有名キャラ編】.pdf
※この調査結果について、NOS基本軸I、基本軸II、基本軸IIIでのクロス集計表をご提供できます。
・NOS基本軸I、II、III × 全質問のクロス集計表 7万円
・NOS基本軸、NOSの詳細につきましては、こちらをご覧ください。

NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)とは


調査パネルを使ってインターネットで簡単に情報収集できる時代になりましたが、NOSでは、50年にわたり、
(1)調査員を使った訪問留置
(2)パネルモニターではない毎回抽出方式
で調査を継続しており、代表性のある信頼の高いデータを提供しております。
NOSは、毎月1回定期的に実施する乗り合い形式(オムニバス)の調査です。毎回ランダムに決められた200地点にて、対象となる方に調査員が協力を依頼してアンケートを回収します。性年代構成を日本の人口構成比に合わせているため、全体結果は日本を代表する意見として、そのままご覧になることができます。インターネット調査では、回収が難しい高齢層やインターネットを使っていない人の実態や意識を分析するのにも有用な手法と言えます。


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