NRCレポート
【NRC デイリートラッキング】
3年間の週別推移 (2022年5月~2025年5月)
❸行動
公表日 2025年08月28日
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日本リサーチセンターは、1960年に設立されたマーケティングリサーチの会社で、民間企業や官公庁、大学等からの依頼を受け、各種の調査研究を行っています。
また、世界各国に調査拠点を置く「GIA」と「WIN」※の日本で唯一のメンバーとしてグローバルネットワークに参加し、海外調査も数多く実施しております。
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- ※GIA(Gallup International Association)
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WIN(Worldwide Independent Network of Market Research)
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NRCデイリートラッキングは、2022年5月から毎日同じ質問項目でweb調査を行い、人々の行動や感情を分析しております。
(全国20~69才男女対象で、1日平均150人回収のwebアンケート)
- 今回は2022年5月から2025年5月末までの3年間の推移を3回に分けて紹介しますが、本パートは「❸行動」についてのレポートです。
- 3年間の週別推移 ❶不安に思うこと と ❷感情と気分満足 NRCレポートはこちら ↓
- 【NRC デイリートラッキング】3年間の週別推移 (2022年5月~2025年5月)❶不安に思うこと
- 【NRC デイリートラッキング】3年間の週別推移 (2022年5月~2025年5月)❷感情と気分満足
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<3年間の行動率の週別推移> 20~69才全体
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- ・「昨日」1日の間で、以下のようなことを行ったかについて「はい」「いいえ」で回答してもらった結果、「はい」の比率を行動率として分析しました。
・調査は毎日行っていましたが、ここでは20~69才全体の日別結果を週ごとに合算して集計しています。
・調査実施は2022年5月17日週から2025年5月28日週ですが、聴取対象を「昨日」としているため、グラフ上では1日前にずらして、2022/5/16週から2025/5/27週の表記です。
・なお、2025/5/27週とは5/27(火)からの1週間を示します。その1週間の日別平均のようなものだとお考えください。 - ●仕事とレジャー
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・「仕事でオンライン会議(web会議)を行った」と「テレワーク、リモートで仕事をした」は、この3年間は4~11%で推移し、大きな動きは見られません。どちらも2023年3月までは1割を超える週もありましたが、それ以降は1割未満となっています。
・レジャーについては「日帰りの行楽やレジャーに出かけた」は4~11%で、GW(4月末~5月初め)に上昇する傾向がみられます。また、「宿泊が伴う外出や旅行に出かけていた」は3~7%、「友人と対面で会って話をした」は14~20%でした。
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●外食・ショッピング
・「外食した」は20~31%で、2023/5/1週が最大値でした。
・「食事会・飲み会・宴会をした」と「大型ショッピングモールに買い物に行った」は、どちらも年末年始に上昇する傾向がみられました。
・「飲食店のデリバリーやテイクアウトを利用した」は2023年1月までは10%以上の週もありましたが、それ以降は1割を切っています。
・「お店で、●●ペイ等のスマホ決済を使った」は2022年5月では2割強でしたが、3年後の2025年5月では3割前後に増加しています。この3年間で少しずつですが、上昇傾向にあるようです。
・「インターネットショッピングをした」は16~24%の推移でした。
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●エンタメ
・「ゲームをした」は29~36%で、以下の「読書」「マンガ」「ビデオ・DVD」「動画配信サービス」よりも高い比率でした。
・「読書をした」は19~28%ですが、2022年は平均25%だったのが、2025年では平均22%と減少傾向です。
・「マンガを読んだ」は、「読書」よりやや低い水準で、18~24%でした。
・「音楽を聴いた」は最も比率が高く、42~52%でした。
・「ビデオ・DVDを視聴した」は13~21%、「動画配信サービスを視聴した」は22~30%ですが、「ビデオ・DVD」は少しずつ減少しているのに対し、「動画配信」は増加傾向にあり、両者は対照的です。
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- ●運動・外出
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・「車に乗った(タクシー含む)」は36~44%に対し、「電車・バスに乗った」は16~28%、「自転車、バイク(自動二輪車)に乗った」は11~22%で、外出では車の利用が多いようです。「電車・バス」と「自転車・バイク」では12月末から1月にかけて減少していますが、これは年末年始で仕事や学校がお休みになるためでしょうか。
・「ゴルフ、ウォーキングなど屋外で運動した」は10~18%、「体操、筋トレ、ヨガ、水泳など屋内で運動した」は12~20%でした。
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<3年間の行動率の週別推移> 20~69才全体
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- ・2022/5/16週から2025/5/27週の3年間、合計159週の平均と標準偏差を算出して、行動率の高低をみてみましょう。
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- ・20~69才全体の平均値でみると、22の行動のうち最も高いのは「音楽を聴いた」47%でした。次いで「車に乗った(タクシー含む)」41%、「ゲームをした」32%が続きます。
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- ・「仕事でオンライン会議」と「テレワーク、リモートで仕事」は8%でほぼ同じ。
・「日帰りの行楽」は6%は、「宿泊が伴う外出や旅行」4%よりわずかに高い比率でした。 -
- ・「外食」は24%ですが、「食事会・飲み会・宴会」は7%、「デリバリーやテイクアウト」は8%です。
・「ゲーム」32%は、「読書」23%、「マンガ」21%より高く、また「ビデオ・DVD」17%、「動画配信」26%の視聴も上回っています。
・「車」は41%で、「電車・バス」23%、「自転車・バイク」18%よりも高くなっています。 -
- ・「平均+標準偏差」と「平均-標準偏差」からその差分をみると、いずれも動きが小さくなっています。これは週次で合算してから標準偏差を算出したため、日別偏差が平均化されてしまったようです。
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- ・次に年代別の平均値もみてみましょう。ここでは、22の行動のうち年代差の大きかった6項目のみ紹介します。
- ・「電車・バスに乗った」「ゲームをした」「マンガを読んだ」「音楽を聴いた」「動画配信サービスを視聴した」「お店で、●●ペイ等のスマホ決済を使った」は、いずれも若年で行動率が高く、高齢層で低い傾向でした。
・特に「ゲーム」「マンガ」「音楽」は60代と20代の差が20ポイント以上もあります。また「音楽」については、20代で平均が62%と非常に高いのが注目されます。
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NRCデイリートラッキング 調査概要
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- 調査目的:人々の行動と感情について日々の変化をトラッキングする
- 調査方法:web調査
- 調査対象者:NRCサイバーパネル会員 全国20~69才男女 毎日(平均)約150人回収
- 日本の人口構成比(エリア、男女、年代)に合わせてウエイト集計
- 調査期間:2022年5月17日からデイリーでトラッキング調査を実施中
- 今回は、2022年5月~2025年5月の3年間を「週別推移」で分析
- 調査機関:日本リサーチセンター(NRC)
- 調査項目:今あなたが不安に思っていること、昨日の感情と気分満足、昨日行ったこと
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「NRCサイバーパネル」について
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本調査は、日本リサーチセンターの自社パネル「サイバーパネル」を利用しています。
サイバーパネルでのアンケートに参加されたい方は、以下の「モニター募集ページ」をご覧になってください。
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担当:営業企画本部 PJサポートチーム